謹んで新年のご挨拶を申し上げます。抗原性のある花粉の飛散はまだみられません。
環境省から「令和7年度スギ雄花花芽調査の結果等について」が、昨年末に公表されました。
長野県におけるスギ雄花の観測は令和6年度から開始されていましたが、これまでは具体的な観測地点が公表されていませんでした。
今回の資料では、長野県内30地点(※松本地域は含まれておらず、最も近い地点は大町市)における観測結果が初めて示されています。それによると、推定されるスギ雄花数は、最大値13,142、最小値962、平均値3,173.7 ± 2,677.3(平均 ± 標準偏差)、中央値2,573(単位:個/m²)でした。
これらの数値を東京、山梨、北陸、新潟などの他地域と比較すると、長野県では地点間のばらつきが比較的大きいことが特徴といえます。また、長野県全体としての前年比は約1.2倍とされています。
一方、松本地域における2026年春のスギ花粉飛散量については、本調査データには直接含まれていないため、これらの数値から定量的に推測することは困難です。そのため、昨年秋以降に公表されている日本気象協会やウェザーニューズ社の予測を参考にし、前年の約1.7~2.0倍程度という見込みを現時点での目安として採用したいと考えています。